1. Home
  2. WordPress入門
  3. 【推奨】メール送信設定を行う方法

【推奨】メール送信設定を行う方法

WordPressをビジネスで活用する場合、SMTP設定(メール送信設定)を行うべきです。

なぜ、WordPressに、SMTP設定が必要なのか?

例えば、適切なサーバーあるいは、DNSの設定をしていない場合、「お問い合わせフォーム」で自動返信した時に、その通知メールが「迷惑メール」と判定されてしまうことがあります。

多くの人は、迷惑メールボックスの確認方法を知らないため、「返信がこない」と感じさせてしまいます。

また、WooCommerce を使ってショッピングサイトを運営するとなれば、たくさんの通知メールを送信することになります。それらのメールが迷惑メールに判定されれてしまうことは、避けたいところです。

さらに、MailPoet でニュースレターや、メールの自動配信(Auto Response)を行ったり、ヘルプセンターを運営するようになれば、正しい設定を行っておくべきです。

WordPressにおけるメール送信の仕組み

WordPressは、メール送信部分を自由に拡張できるような仕組みを採用しています。具体的には、プラグイン開発者は、メール送信を行うプログラムには、 wp_mail関数を使うように奨励されています。

配布されている通常のプラグインであれば、必ず wp_mail 関数を使って実装されています。(もし、WordPressに明るくない業者に依頼して、メール配信部分を作ってもらった場合は、要注意です)

以下のような動作を行います。

  1. プログラムがメールを送信しようとする
  2. wp_mail関数を呼び出す
  3. wp_mail関数で、適切な処理をする

この 3の部分で、WP SMTP プラグインなどは、外部のサーバーを使ってメールを送信するように動作します。

通常の場合は、PHPの mail関数が呼び出され、WordPressを設置しているサーバーの設定に従ってメールが送信されます。

大抵は「そのレンタルサーバー上から」送信されます。もし、レンタルサーバーがブラックリストに入っていたり、設定がよくない(DNSの設定がよくない)などある場合、迷惑メールになります。

最もシンプルな解決策

外部のメール送信を利用するべきです。しかも、SMTPサービスと行って「メール送信を専用に」行うサービスを使うと簡単です。もちろん、Gmailや、プロバイダーの提供するSMTPを使っても良いですが、たくさんのメールは送れないため、注意が必要になり、煩わしいです。

おすすめは、SendGrid

SendGrid というメール送信サービスがあります。SendGridは、2020年3月現在、唯一日本語化されているため安心して使えます(英語が苦でないなら、別の選択肢もOKです)。

SendGridは歴史も長く、安定しています。フリーミアムモデル(毎月12,000通までは無料)で提供されているため、多く使わない人は無料で利用できます。

さらに、オープン率なども判定できて便利です。迷惑メールになりづらい対策も行われています。

価格表 https://sendgrid.kke.co.jp より(2020年3月現在)

月額1,900円で40,000通送れるようにもなります。例えば、登録者数が3,000人で週に2通のメルマガを発行(月8 – 10通)24,000通となり、1,900円で十分に収まります。また、お問い合わせフォームなどの自動返信、WooCommerceの自動返信、通知も全て任せても、40,000通もあれば、余裕があるでしょう。

さらに、利用者が増えてきて、MailPoetなどでメルマガを運営するなら、そのままアップグレードすれば良いので、便利です(とても安いと思います)。

SendGrid プラグインを利用する

https://wordpress.org/plugins/sendgrid-email-delivery-simplified/

2020年3月現在、上記のように「しばらく更新されていない」と表示されます。私たちが利用する限りは、問題なく使えています。レビューなどを見ると、「利用できている」「できていない」と見解が分かれていますが、おそらくは PHPのバージョンの違いが原因だと思われます。

公式サイトでアナウンスされているように、バージョンによって動作するPHPバージョンが違うようです。最新のPHP7.1以上を使えば、1.1.18 以上のプラグインで動作すると思われます。

SendGridプラグインを使えば、送信履歴のレポートを閲覧できて便利です。

どうしても動かない場合は、別のプラグインをお試しください。

その他の送信サーバーを使う場合

WP Mail SMTP by WPForms というプラグインを利用します。このプラグインは、WPForms Pro や WPBeginnerというブログを運営する会社が提供しています。安定してアップデートされており、これを使えばまず問題ないでしょう。

以下、設定方法を説明します。


1. SendGridに利用申請する

SendGrid を使うには、利用申請が必要です。利用申請を行うこと自体は難しくありませんが、事前にサイトをある程度作り込んでおくことが必要です。あるいは、既にあるサイトなどを申請に利用しても良いでしょう。

審査は、最短で即日で行われます。まともな使い方で、既にサイトあって、それを見せれば、ほとんどの場合、問題なく審査に通ります。

まず、サイトをある程度、完成させましよう。そのサイトを使って利用申請することが望ましいです。

https://sendgrid.kke.co.jp にて、新規会員登録を行います。会員登録時に、様々な情報を入力します。その情報をもとに「審査」が行われます。

新規会員登録では、メールアドレスの確認を行い、その後に「個人情報」を入力します。個人情報を登録することで、ログインできるアカウントが発行されます。

会員登録画面
確認メールの送信(ご自身のメールボックスをご覧ください)
受信したメールから、確認ページへ移動
必須項目を入力する

入力する項目は、以下のようなものです。

  • パスワード(わかりづらいものを入れてください)
  • 姓名
  • 法人名、個人事業主名など
  • 部署
  • 会社のWebサイト(入れるようにしましょう)
  • 電話番号
  • 住所
  • 利用目的(審査の内容に使われると思われます)
    • どのような目的で使うのか?
    • どのようなメールを送るのか?
    • 誰に送るのか?(購入した名簿は、法律違反の可能性があります)
    • 誰のメールを送るのか?
    • Fromアドレスについて(重要 : あなたのドメインの実在するメールを入れること
    • 月の利用数(予想でOK)
    • 利用用途の詳細(WooCommerceや、WPFormsの自動返信など記載、WordPressの通知、WP mail SMTPプラグインを使うことなども記載すると良いです)
    • 備考
    • ライセンスについて(同意する)

2. SendGridプラグインをインストール

申請が通ったら、設定を行います。

管理画面 > プラグイン > 新規追加と進み、sendgrid で検索します。SendGridのプラグインを見つけて、インストールし、有効化します。

上記のプラグインは、「しばらく更新されていない」と表示されるかもしれません。しかし、SendGridの公式サイト(下記)では、これを使うように案内されています。

世界中のWordPressユーザーが使っていることを考えてみると、問題がないと思われますので、気にせずお使いください。

英語になりますが(Google翻訳を使えば良いです)、本家の情報はこちらです。

3. 設定を行う

管理画面 > 設定 > SendGrid で設定が可能です。APIキーや、送信者情報を入力します。APIキーは、SendGrid のダッシュボードページに移動し、API Key メニューから取得します。

以下、説明します。

日本語サイト(構造計画研究所が運営)で、登録した場合は、日本語サイトにログインし、その後、本家のサイトに移動する必要があります。本家サイトで直接ログインすることはできません。

まず、https://sendgrid.kke.co.jp にてログインをします。その後に、ダッシュボードに移動を実行します。

ダッシュボードからログインする

ダッシュボードで移動した先で、API Key のメニューをクリックし、新規作成(Create API Key)をクリックします。

左メニューの下部に API Keys があるので、それをクリックします。その後、Create API Key をクリックし、進みます。

APIキーを作る画面では「フルアクセス」で作成します。こだわる人は、適度に Restrict (制限) をすると良いです。API Key Name は、わかりやすい名前をいれるようにします。大抵は、ドメイン名を入れておきます。

API Key が作成されます。この画面は、一度閉じると2度と見ることはできません。必要になった時は、再作成する必要があります。API Key (長い文字列)をクリックすると、自動でコピーされ、Done(完了)ボタンをクリックできるようになります。

コピーしたAPI Key を WordPressのSendGridプラグインに設定します(設定 > SendGridです)。Mail Settings を行います。

4. テスト送信する

SendGridプラグインのページ下部で、メール送信設定ができます。こちらで、メール送テストを実行して、届くか確かめます。無事に届けば、OKです。


ビデオ解説

SendGridの契約から、SendGridプラグインを使った設定までを解説しています。


🚩お知らせ

toieeLabでは、知識・経験ゼロから、「単なる製作代行ではなく」、WordPressの仕組み、デザイン、コピー、SEO対策、ビジネスモデル、ビジネスシステム構築技術を身につけ、仕事を受注できるようになるためのオンラインコースを準備しています。

ただのオンラインコースではなく、オンラインコースサポートサイト学習コミュニティ(非公開)、個別サポート、オンラインワークショップを通して、一人ひとりの学習をサポートするサポート型のオンラインコースです。

現在、オンラインコースの一部を無料公開しています。ご興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。

更新日は、 2020年4月7日

この記事は役に立ちましたか?

関連記事

サポートが必要ですか?
もし「お探しの記事が見つからない」「記事を見ても問題が解決しない」場合は、こちらからご連絡ください。
問い合わせる