どんなビジネスでも、あるいは個人でも「自分の強み」を知って、それを伸ばし、卓越することが、最も簡単で効果的です。P.F.ドラッカーも「強みを明らかにし、強みを伸ばすことに集中すれば、凡人の努力で卓越することができる」と述べています。
ここでは、あなたのビジネスの強みを知るためのアンケートフォーム項目を紹介します。
とてもシンプルな内容なので、ご自身でアレンジしてお使いください。ただし、項目を増やせば、増やすほど、フォームの回答率が下がるため、注意が必要です。
尋ねる内容
- お名前
- メールアドレス
- おすすめ度
- なんのために購入しようと思ったのか?
- ライバルは、どこだったか?
- なぜ、ライバルではなく、私たちを選んだのか?
- その他、自由記述
お名前、メールアドレスについて
ビジネスは「顧客」について深く知ることが、すべての起点です。次に続く質問の回答だけでなく、直接連絡をとって、電話をしたり、テレビ会議を通じて、より深くインタビューすることが大切です。
後ほど、詳しく連絡するためにも「お名前」と「メールアドレス」をもらうようにします。
おすすめ度
まず、顧客がどのような人なのか?を知ることが必要です。具体的には、
- 間違った顧客
- 批判者
- 中立
- 満足
- ファン
それぞれの顧客の状況と合わせて、アンケート内容を解釈する必要があります。そこで最初に問うべきは、顧客の満足度です。以下のような質問がよく使われます。
- あなたは、友人・知人・家族に・・・・・を紹介しようと思いますか?
0 – 10(10が最高点)で教えてください
9, 10 はとても満足している人たちです。この方々を優遇すること、もっと内部の情報を与えて、繋がりを作ることが大切です。7,8 は満足しています。4, 5, 6 は中立です。0, 1 は間違った顧客の可能性があります。個別に対応しておくべきです。2, 3 はなんらかの不満があるため、問題を特定するために個別に質問すると良いです。
なんのために購入しようと思ったのか?
あなたの商品を購入した目的を知ることが大切です。これは、ジョブと呼ばれたりします。詳しくは、ジョブ理論などと検索してもてください。たくさんの情報が見つかります。
聞き方は、「なぜ、あなたは【あなたの商品】を購入したのですか?」だけでなく、「どのような問題を解決するために【・・・・】を購入したのですか?」など、あなたの商品、サービスに合わせてカスタマイズしてください。
- どのような目的で、購入されたのでしょうか?
- そのようなことに使うために、購入されたのでしょうか?
- どのような期待をして、購入されたのでしょうか?
など、商品・サービスを購入し、何を実現したかったのか?を聞き出す質問をすることが大切です。
この質問を通じて、「顧客が実際に購入しているもの」が分かります。
ライバルを尋ねる
次に、あなたのライバルを尋ねると良いです。どのようなところと比較、検討されたのか?有名な話ですが、GMのキャデラックが成功したのは、ライバルを「車ではなく、ミンクのコート」としたことです。
つまり、あなたが考える、あなたのライバルではなく、顧客の目から見た「ライバル」を知ることで、あなたのビジネスの本質が見えてきます。
- 我が社の・・・と比較して悩んだ商品や、サービスは何ですか?
のような質問をすると良いかもしれません。工夫してください。
選んだ理由を具体的に聞く
ライバルがはっきりしたら、「なぜ、他社ではなく自分たちを選んでくれたか?」を聞きます。ここが差別化のポイントであり、独自性であり、強みになります。
- なぜ、上記のライバル・競合他社ではなく、私たちを選んでくれたのでしょうか?
このような質問をすることによって、具体的で的確な回答を得やすくなります。人は、相対で物事を考えますので、このような質問が効果的です。
自由記述
自由に記述してもらうことで、様々な情報を引出します。
完成イメージ

オンラインコース
オンラインコースの「役立つフォームを作って学ぶ」で、動画解説をご覧いただけます。

🚩お知らせ

toieeLabでは、知識・経験ゼロから、「単なる製作代行ではなく」、WordPressの仕組み、デザイン、コピー、SEO対策、ビジネスモデル、ビジネスシステム構築技術を身につけ、仕事を受注できるようになるためのオンラインコースを準備しています。
ただのオンラインコースではなく、オンラインコース、サポートサイト、学習コミュニティ(非公開)、個別サポート、オンラインワークショップを通して、一人ひとりの学習をサポートするサポート型のオンラインコースです。
現在、オンラインコースの一部を無料公開しています。ご興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。