パラリンピックの父から、情報発信の勇気をもらおう

もし、新型コロナがなければ、今頃は「パラリンピック」で、胸を熱くしている頃だと思います。

ご存知だと思いますが、パラリンピックとは障害を持つ人たちのもう一つのオリンピックです。視覚障害があるとは思えないほど、すごいスピードで走って幅跳びをする選手や、義足でチーターのように風を切って走る選手がいたりとワクワクします。

そして何よりも、胸を熱くし、反省したい気持ちにさせてくれて、感謝の念を引き起こすのが、

「パラリンピックのアスリートたちが、自分の境遇を嘆くことなく、一つの個性として受け入れ、持っているものを最大限伸ばし、人間という種の可能性の地平を切り開いている様を見せつけられる」

ことです。

この様子を目の当たりにすると、「些細なことで、悩んで、自分の境遇を嘆いているのが恥ずかしく」なります。そして、少なくとも五体満足で生かしてもらっていることに、感謝するべきだと痛感します。

その感謝を恩送り(ペイフォワード)しなければ、という衝動にも駆られます。

今日は、そのパラリンピックの父と呼ばれている「グッドマン」の言葉、心情から勇気をもらい、ビジネスをしていく原動力を得たいと思います。

パラリンピックの父、ルートヴィッヒ・グッドマン

さて、このパラリンピックですが、始まりは 1948年のロンドンオリンピックに遡ります。オリンピックの開会と同時に、ロンドンオリンピックの地であるイギリスのストーク・マンデビル病院で行われた大会が起源です。

この病院に、ドイツから亡命したユダヤ系医師のルートヴィヒ・グッドマンがいました。彼の発案により、入院患者メンバーで開催されました。

それから 1960年、グッドマンを会長とし、ローマ大会で国際的な形として、大会が開かれました。これが第一回パラリンピックです。

「たった一つの病院のリハビリの一環、チャレンジ」から始まり、今では「もう一つのオリンピック」として、世界中に勇気を与えている大会が生まれました。

このパラリピックの発案者であり、初代会長が「グッドマン」です。

パラリンピックの名前の由来

なお、パラリンピックの語源は「パラプレジア」+オリンピックと言われています。パラプレジアとは、脊髄損傷などによる下半身麻痺、つまり車椅子を必要とする人々の大会からスタートしたので、この名前がついたのだ思われます。

つまり障害者のではなく、下半身麻痺の意味だったので、第一回の大会からは、いろんな名前がつけられていました。しかし、東京開催(1964年)の時に「パラリンピック」という名称が考案され、その後、1985年に「Para = パラレル、並行、もう一つの」という意味に捉え直し、正式採用になりました。

このように調べてみると、「東京オリンピック」とは深い縁起があるのが、パラリンピックです。私個人としては、オリンピックはやめるべきだなど議論がありますが、もし辞めたとしても、「パラリンピック」は開催してもらいたいと思っています。

それと、もっとテレビで放送してほしい(許可が得られたら、選手一人一人のストーリーも知りたい)と思っています。

グッドマンが残した言葉とは?

さて、このグッドマンが残した言葉は、私たちが今日、そして明日の仕事に向かわせる力強いエネルギーがあります。その言葉を知れば、彼がパラリンピックを考案したこともうなづけます。

そして、SNS、メールなど直接対面しないツールが使われるビジネスシーンでは、「対面していたらできないような」ひどいこと(誹謗中傷)や失礼なことを、されてしまうことがあります。

もし、あなたや、あなたのチームが対外的なサポートを提供していたら、そこでは、がっかりするようなことも起こっているでしょう。

そんな時に、勇気をもらえる言葉を紹介したいと思います。それは、

「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ」

です。

サポートを例に考えてみよう

toiee Lab では、オンラインコースに「気軽に質問できるサポートフォーム」を用意しています。コース画面の右下に吹き出しがあり、いつでも簡単に、クリックして質問できます。

気軽にサポートに問い合わせられるようにしている結果、多くの人に喜んでもらっています。

一方で、がっかりするような、ことも起こります。

時々あるのですが、先日「全く別の会社のソフトウェア」について質問されました。toiee Lab の前身の時に開発していたソフトウェアで、7年以上前に譲渡し、ソフトウェアの名称も変わった、全く管轄外のシステムについて、質問されました。

その質問内容は、「毎年の定期購読の支払いがうまくいかない。どうしたらいいんだ、立ち往生している」とのことでした。

このような質問に対して、弊社のサポートが「他社のサービスですので、そちらで問い合わせてください。決済システムについても、他社のものなので、こちらで解決策をアドバイスすることもできません」と返信したところ、

なんと、、、、

「Bad」評価をつけてきました。問い合わせ先が違うことを伝えて、親切に対応したものの、Bad とは・・・。サポートした人はがっかりします。

※ 私たちは、サポート時に顧客からのフィードバックを求める仕組みを導入しています。それを通じて、自分たちの至らぬ点などを改善しています

他にも、ほぼ「八つ当たり」と思うような返答やフィードバックをする人が時々います。特にがっかりするのは、有料サポート並みの回答をしたにもかかわらず、Bad と評価されることもあります。

こんな時、イライラしたり、がっかりしてしまうと、損です。何が損だというと、

「他の大部分の顧客は、喜んでくれているし、その方々のために使えるエネルギーを失っているから」

です。

誰もに気に入ってもらう必要はない

インターネットが普及しきり、SNSが発達した現在は、情報発信が鍵です。例えば、YouTubeで動画で情報発信をすることで、集客に、全く困らない状態が作れたりします(もちろん、戦略をしっかりと考えることが必要です)。

ところが、YouTubeに動画を出した時、Good だけでなく、 Bad もつけられたりします。もしかしたら、同業他社がBadをつけているだけかも知れません。

それでも、今の時代は「情報発信」すると、良い反応だけでなく、悪い反応も返ってきます。だからこそ、Facebookは「いいね」しかつけられない設計にしました。

noteは、さらに進んで、「いいね」だけでなく、「コメントを入れる時に、良いコミュニティを作るために、ちょっとしたアドバイスや、感情的に投稿してしまわないアドバイス」を出したりします。

そうやって、システム側で色々やっても、「論理的でもなく、単純に、キライという形のフィードバック」をもらうことはあります。

他にも、書籍を出版したら、Amazonで好き勝手に書評が書かれて、GoodとBadで賛否両論になったりと、あらゆるところで、様々なレイティング、レビュー、評価が返ってきるのが今の時代です。

こういった様子を見たりすると、無意識に「コンテンツを発信するのが怖い」と感じてしまうものです。

しかし、すべての人に「気に入ってもらうこと」はできません。私たち人間は、万能ならざる存在です。完璧ではないし、聖人でもないです。

不完全で、よく間違えて、失敗し、無知な存在です。こればっかりは、どうにもなりません。受け入れるしかありません。受け入れて、諦めて、降伏して、

「じゃぁ、どうする?」

が大切です。

これって、パラリンピックのアスリートが輝く前、決意する前の段階だと思います。もちろん、私のように、五体満足であれば、彼らの苦労や心境に比べたら、小さすぎる悩みだと思います。

コンテンツを出す時は、是非、思い出してください。

「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ」

そして、この言葉から、以下のように考えてみましょう。

気に入ってもらえなかった人を数えるな、喜んでくれている人に対して最大限の力を発揮せよ

マーケティング4.0 で考えてみよう

フィリップ・コトラーの有名な書籍、「マーケティング4.0」あるいは、「マーケティング3.0」では、自分のミッション、ビジョンをはっきりさせ、表明します。

それは、熱狂的なファンを惹きつける原動力になりますが、一方で、「アンチ」を生み出すことにもなると、コトラーは指摘しています。

さらに「アンチ」がいるからこそ、ブランドは確立されるんだと。誰にでもいい顔をする八方美人は、結局、何も得ないという趣旨のことを書いています。

つまり、純然に現代社会において「個性をはっきり出す」こと、「自分らしく、はっきり出すこと」は、マーケティングとして重要です。むしろ、やるべきことです。

そして、そこには「アンチ」は生まれるもので、しょうがないです。アンチではなく、「喜んでくれている人」のために働くようにエネルギーを注げば良いです。

ただし、アンチを「ヘイト」するべきではありません。シンプルに、「目的」「価値観」が違うだけだと考えれば良いです。

目的や価値観が違うからと言って、相手は「悪魔ではない」ということです。もし、悪魔だと思い込んだら、それこそ、過去の歴史が証明するように、戦争にまで発展します。

※ 詳しくは、「アダム・カヘン」さんの書籍などをどうぞ

とにかく、アンチに対しては「理解し、学ぶことがあれば、学ぶ」「価値観が違うだけ」「一緒にはいられないけど、お互いに迷惑がかからないように、うまくやる」ことが大事だと考え、

喜んでくれている人に、全力を尽くす

これが大切だと思います。

コミュニティを構築する時にも大切

「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ」

そして、

気に入ってもらえなかった人を数えるな、喜んでくれている人に対して最大限の力を発揮せよ

は、コミュニティを作っていく時にも大切です。現代のビジネスでは、コミュニティは大きな資産であり、差別化要因であり、参入障壁です。

またコミュニティは、「お金」以上の価値をもたらしてくれます。

ビジネスを通じて、コミュニティを育みたいという場合も、誰もに好かれようとするよりも、ぴったりの人だけに参加してもらうのが良いです。

そのためにも、勇気を持って「あなたらしい個性」で発信し、良いと思ってくれた人と成長することが大切です。

もちろん、アンチな人たちとの対話は大切です。しかし、それは、必要とされる場面で特別に行えば良いです。コミュニティ全体に持ち込む必要はありません。それは、完璧を求めているだけで、諦め切れていないだけだと思います。

まとめ

諦めましょう、受け入れましょう、僕らの「拙さ」を。

しょうがないです。

残されたもの、持っているもの、自分らしさを最大限に活用して、喜んでくれている人に貢献する、それが万能ならざる、私たちができることだと思います。

追伸

「体系的マーケティングの実行」を、みんなで、ゆるく繋がりながら実行していくコミュニティをしたいと思っています。約3ヶ月ぐらいかけて、

マーケティングの根本を少し学び、
行動アイデアを考え、シェアし
行動してみる
振り返りをシェアし、(1) へ
これを3ヶ月繰り返して、ビジネスを一緒に前進させたい!と思っています。ゆるく繋がることで、

コミットする負担(強迫観念)
金銭的な負担
を減らし、楽しく、遊び心を持って、学んでいける(マーケティングを実践できる)企画を考え中です。

準備ができたら、お知らせしますね!
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ラーニングの研究、実践、ファシリテーター、デザイナー、ティール組織の実践、新しいことを学ぶのが大好き。家では良い3児のパパ(自己評価)、遊び相手、ご飯係を一手に引き受ける。そうそう、一応、博士号(情報学)持ってます。こんなのラベルだけどね。学歴、学校歴は賢さを表すものじゃないし、測れない。

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