こんにちは。
toiee Lab 亀田です。
今日は、前々から気になってた「新しい市場」について、お伝えします。
おそらくこの記事を読んでいる多くの人にも、チャンスがあると思っています。
もし、あなたが「なにかを作ること」が好きなら、向いている可能性が高いです。
では、早速。
「僕にプログラミングを教えてください!」
チームを離れた一人から言われました。
「僕にプログラミングを教えてください!」 「依頼はいくらでもあるんですが、能力がないんです」
同じように、Quick Homepage Maker から WordPressの移行を手伝ってくれた学生からも、
「僕にプログラミングを教えてください」 「アルバイトで得た技能で、給料の良いアルバイトができるようになったんですが、もっといい仕事があるんです。しかも、たくさん相談されるんです」 「少しだけ、プログラミングできたら・・・」
どこかで聞いた話だな・・・と思っていたら、toiee Labメンバーの2人からも
「プログラミングって難しいですか?」 「実は・・・(プライベートで仕事を依頼されて)・・・」
最後は、現役のシステム会社のマネジャー(200社ぐらいのグループ企業がある組織の方)です。
「わたしは、Cobol(昔よく使われていたプログラミング言語)をやってきました。もう何年もコードを書いていません。今から、プログラミングを学び直したりできるものでしょうか?」 「なぜなら・・・・」
顧客のほうが進化している
どんな時代も、業界も同じです。
成熟した業界では、顧客のほうが「先」を行く ものです。
私の知り合いの経営者の多くが、「Web制作会社に不満」を漏らしています。
これ自体は、前から変わらないのですが、最近、「完成しなかった」という不満をいうようになりました。
詳しく聞いてみると、、、
彼らは「Webサイトを作ってもらったのに完成せず、逃げられた」というのですが、実際は「Webシステムを依頼したつもりなのに、Webサイト作成にすり替わって、ほしいものじゃないものが納品された」と言っていました。
実は今、個人事業主や、中小企業のオーナーの多くが Webサイトではなく、Webシステムを必要と認識が変わり始めて、「現場に不満を持つ」ようになっています。
Webシステムとは何か?
ビジネスオーナー(個人事業主、中小企業の経営者)で、普通の感覚がある人は、「日々、自分が触れる製品やサービスをヒントに、自社の製品、サービスの改善アイデア」を24時間考えています。
例えば、旅行先で「とても感動するような体験を受けた」ら、単にそのホテルのファンになるだけでなく、 「自分のビジネスに応用できないか?」 と考えるものです。
そんな彼らは、毎日のように「Webシステム(Webサイトやアプリ)」に触れています。
例えば、日経新聞に契約し、アプリをダウンロードし、ユーザーID、パスワードを入れる。すると、「会員限定(新聞を購読している人限定)」のコンテンツが見れるようになります。そして、アプリ内で「ブックマーク」をして、便利に使います。
あるいは、Amazonで買い物をしたら、注文履歴を確認し、到着を心待ちにしたり・・・などなど。
日々、生活を便利にしてくれる「Webサイト」を利用しています。しかし、これは、一昔前の「単なる情報があるだけのページ」ではありません。
ちょっとした機能があって、その機能がWebサイトを通じて利用できるものです。いうなれば、Webページ2.0です。
制作代行業社には作れないWebサイト2.0
Webサイトは、制作代行業社の得意分野です。
綺麗に写真を撮影し、ロゴを作り、レイアウトを整え、コピーを書く。この手のことは、大得意です。
しかし、かれらは「絵を描く人たち」であって、システムを作る人たちではありません。
システムを作る能力は有していません。
それにも関わらず、世のビジネスオーナーたちは、制作代行業社に「Webシステムを依頼」してしまいます。
制作代行業社は、その仕事を完成できません。もしかしたら、要求を履き違えて「ちゃんとWebサイトを作って」納品しているかもしれません。
そして、「あなたが要求したものを作っていますよ」とお金を請求しています。
本来、Webシステムを作れる会社は「システム会社」です。
システム会社に依頼すれば、ぱぱっと作ってくれますが、、、そうは行きません。
大手システム会社のマネジャーが見つけた市場
ところで、なぜ「システム会社」に頼まず、「Webサイト作成会社」に頼んでしまうのでしょうか?
そして、お互いに良い結果になりません。
ビジネスオーナー側から見て、「高い」からです。
一方、システム会社から見たら、「小規模すぎて、利益が出せないし、面倒な仕事」だからです。
システム会社が雇われるときは、「そこそこ規模の大きいシステム」を作るときです。
大手のキャンペーンのためのシステム(数十万人が登録するものなど)や、フランチャイズをいくつももつビジネスのバックエンド(事務作業などのこと)を支えるシステムなど。
システムの需要は、いくらでもありますし、大きな案件がたくさんあります。
それらの案件は、1つあたり「数ヶ月」に及ぶこともあります。予算も大きく、関わるプログラマ、デザイナーの数も多いです。
さらに「長期にわたって、保守管理する契約」も結べることも多いです。
そうなれば「小さな会社の小さなシステムの仕事」は、システム会社にとっては「割の合わない仕事」に見えます。
つまり、多くのビジネスオーナー欲しいものは、「クロネコヤマトの宅急便」で十分なのに、多くのシステム会社は「4tトラック専門」の〇〇運送工業みたいなものです。
そんなに大きなものは運ばないから、高すぎて頼めない存在です。
このような状況は、何年も前から予想していました。だからこそ「WordPressでシステムを作れるぞ」と啓蒙活動をしてきたつもりです。
自分にぴったりのプラグインを探して、使えるようになるワークショップなどを開催してきました。
しかし、ギャップがありました。
「ぴったりのプラグイン」なんてないのです。それぞれのビジネス毎に、欲しいものは違います。
多くの状況に対応できるプラグインは、その分「使い方が複雑」になります。
10色ボールペンよりも、シンプルに単色のボールペンの方が、書き心地は良いです。それと同じで、ビジネスオーナーが求めるものは「小さいけれど、自分にぴったり」です。
まとめると
小さなシステム(Webサイト +アルファ程度)の需要がたくさんある 製作代行業者は、技術がないので応えられない システム会社は、仕事が小さすぎて応えられない WordPressの高機能プラグインなどは、複雑すぎて自分では使えない
という状況です。
このようなギャップを「現場の最前線」で、見つけたシステム会社(グループ200社がある規模)のマネジャーも、見つけて「チャンスあり」と思い、私に相談をしてくれました。
マネジャーのビジョン
その方を仮にマネジャーの「Mさん」とします。
Mさんは、システム会社のマネジャーですから「大きい案件」を受注し、それらをマネジメントしています。
一方、Mさんは、プライベートでNPO、地域の活動に参加されていました。
Mさんがシステム会社のマネジャーだということで、NPOの方や、その友人でビジネスをされている方々から「こんなことをしたいんだけど、システムは作れるだろうか?そして費用は?」と尋ねられることが多々ありました。
そこで目にしたのが、上記のギャップです。
要求はたくさんある、ただし小さい システム会社では、応えられない(サイズが小さいから)
でも、大きな需要がある。なんとかして、ビジネス化できないだろうか?と考えておられました。
それと同時に、ご自身も含め「システム会社の管理職の人々」の将来について、心配をされていました。
退職しても、まだまだ働き続けないといけない(年金の問題、長寿化) 会社の管理・監督役の仕事は、潰しが利かない(退職後、不本意な仕事をするしかないし、それは安い) 今の仕事、技能の延長、あるいは「シフト」で、仕事をできないだろうか?
そのようなことを考えておられました。
そんな時、私の「WordPressは、Webサイトを作るために使うんじゃなくて、Webシステムを作るために使える最高の道具だ」という話を聞き、ひらめいたそうです。
「WordPressというエコシステム」を活用することで、引退したシニアエンジニア達の仕事が作れる 小さな需要でも、十分に収益にできる(WordPressを使えば、工費が大幅に削れます)
そんなアイデアを、私に話しにきてくれました。もちろん、私も
「それは、すごくいいビジョンだと思います」 「直接、事業を立ち上げるなど、性急なことはできませんが、時々、情報交換しましょう」
といって、友達になりました。
(実は、このビジョンが実現することを、とてもワクワクしています。なぜなら、私の個人的なミッションは「自分は社会を変えられると信じさせるだけでなく、現実に社会を変えることを後押ししてくれた人として覚えられる」ことだからです)
プログラミングを書かなくても「Webシステム」は作れる
実は、プログラミングを書かなくても、クリックだけでWebシステムを作ることができ、お金をもらいながら、レベルアップしていくことが可能です。
長くなったので、次の記事 で、詳細についてお伝えします。
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